無垢材を気持ち良く感じる理由

無垢材とは、言葉のまま捉えると「そのままの材」ということになります。

無垢という言葉は「全く混じりものがない、そのままのもの」という意味があり、つまるところ無垢材とは、植わっていた木を伐採してそれを製材・加工したままの木材、ということです。
無垢材家具というような言葉で使われます。

一言で「木製家具」といっても、全てが木でできているわけではない家具も存在します。

外側は木だけれど、芯の部分は金属が使われているという場合などです。

見た目はほとんど変わりませんが、細かいところは大きな違いがあります。

無垢材ならではの良い点はたくさんありますが、本物の木ならではの特徴として、無垢材で作られた家具は少し暖かく感じる、という点が挙げられます。

木は熱を伝えにくいという特性を持っています。
金属やコンクリートと比べると圧倒的に熱を通さないので、無垢材で作られた家具に囲まれていると人の体は熱を奪われず、そこに人の熱が留まることで暖かく感じられるのです。

木の特性である暖かさ、そして気が持つ独特のぬくもりによって、人は無垢材を気持ちが良いと感じるというわけです。