古民家のイメージに変化が?

古民家をただ古いだけの民家、と片付けるのは簡単ですが、近年、古き良き日本の文化や味わいを大事にする風潮から、見直されています。

「古民家の風情ある空間は、様々世代の人たちに癒しと安らぎを与えることができる」と考えられ始めて久しい昨今、その利用の仕方にもたくさんの工夫がされるようになりました。

古民家を活用する際、その良さを生かしつつ、現代風のアレンジを施すことがコツです。

「古民家をよりオシャレにするためには、様々なインテリアが重要」ということです。

色味や素材にこだわった照明機器などを選ぶことで、純和風の雰囲気を引き立たせることができます。

インテリアにこだわりを持ったものを選んでも、壁や床、柱が当時のままでは雰囲気が出ないことがあります。

100年以上も経てば、これらに腐食があっても不思議ではありません。

そんな時はリフォームが必要です。

「土台が悪くなっている場合もあるため、まずは内装、内面から古民家を磨き上げる必要がある」と考えるべきです。

現代の家やマンションと同じく、古民家のリフォームも好みに合わせたデザインが可能なので、プロに細かく相談するのが賢明と言えるでしょう。

二世帯住宅のデメリット

二世帯住宅にして幸せに暮らせると思っていても、トラブルが多いという場合も多いです。
一番多い原因が生活習慣の違いによる戸惑いからくるものです。

 

 
親というのは結婚したから同居した夫婦を家族同様に思うのでしょうが、プライバシーを確保したいと子供世代は思っています。
いきなりずかずかと部屋に入ってきたりするのは問題です。

 

 
二世帯間でプライバシーの問題が発生するのも親世代の感覚の違いということもあります。
さらには受託ローンや水道光熱費の割合をどうするかということもあります。

 

 
二世帯ともなると光熱費はかなり高いですが、それをどのように支払うのか、ローンはだれが中心になって支払うのかあいまいですと、喧嘩のもとです。

 

 
家を建てるときに、ブレーカーをすべて別々にするとか、ローンの支払いも別にするなど刈る程度きめないとその後、喧嘩が絶えないということになります。

 

 
また、親のことでもめるのは親の介護のことです。
同居している家族だからすべてその家族が負担するというのも、それは大変なことです。

 

 
兄弟がいるときには財産分与のことでもめることになるので、事前に介護や生活費用、相続などについて話し合いを行っておく必要があります。

二世帯住宅のメリット

二世帯住宅にはたくさんのメリットがあります。
まずコスト面で良い点があり、住宅を建てる時に費用を抑えることが可能です。

 

 
二世帯住宅に多く見られるパターンとして、親世帯が持っている土地に子供の世帯がローン契約を結んで、建物を建てることがあります。

 

 
この場合だと、子供の世帯は新たに土地を購入する必要がなくなり、土地代がかからない分、費用が少なく住宅を手に入れることができます。

 

 
削減できた費用で、バリアフリー化するなど、親世帯にとってもメリットのある仕様にすることも可能です。
また相続時にも、経済的なメリットがあります。

 

 
相続が発生すれば、「小規模宅地等の特例」が適用され、土地の評価額が80%減額となり、相続税が軽減されます。

 

 
二世帯住宅で親と同居しており、その子供が親名義の土地を自宅用として相続するという条件を満たせば、相続の際に生じる税金をかなり抑えることができます。

 

 
経済上のメリットも大きいですが、普段の生活でも恩恵を受けやすいです。

 

 
例えば子世帯に子供が生まれ、仕事や家事が忙しい場合など、子世帯に生まれた子供の世話を親世帯に頼みやすい環境にあるといえます。

掛け軸で最低限必要な4本とは

掛け軸を購入する際に、ポイントとなるところはご存知でしょうか?掛け軸は、年中掛けや行事用といったように種類があります。

 

 
普段用として、季節に関係なく飾れる年中かけを2本用意し、交互に掛けていきます。
年中かけは1〜2ヶ月ごとにできれば掛け替えを行うようにします。

 

 
他には、慶事と正月の兼用として「松竹梅高砂」や「鶴亀松竹梅」を1本、法事・弔事用に「六字名号」などを1本用意しておくと良いでしょう。

 

 
行事ごとに用意することで、部屋の雰囲気や作品の見栄えにも影響が出てきます。
掛け軸を購入する際のコツは、粗悪品を購入しないように製造元を確認します。

 

 
値段と気に入ったかどうかのバランスは大切なものになりますが、初めての場合、高価なものではなく1〜2万円のものを用意すると安心です。

 

 
気に入ったものを徐々に揃えていく楽しみもまた有り、古い掛け軸であっても表装して修繕をすることで長く楽しむことが出来ます。

 

 
家に眠っているものがあれば、そこから入るのもまた一つの手であり、味となります。
ポイントを抑えて、本格的に楽しみましょう。

掛け軸を長持ちさせるために

和室といえば、掛け軸が飾ってあるだけで和室自体の見栄えが変わります。
季節や行事に合わせて掛け替えて生活を彩りたいものです。

 

 
和紙で出来ている掛け軸を長持ちさせるコツは「定期的な掛け替え」をして掛けっ放しにしないことです。
取り扱う時には、濡れた手などで触らないようにして下さい。

 

 
ツレやシミの原因になります。
また、花や置物と一緒に飾る時は、掛け軸の正面よりも少しずらして置くと、掛け軸も良く鑑賞できますし、花粉や水滴も付きません。

 

 
お気に入りの掛け軸をいつも掛けて置きたくても、2=3ヶ月ほどかけたら一度片付けて休ませてください。
また、掛け軸は、桐箱に入れて湿度の低い風通しの良い場所で保存してください。

 

 
桐箱に入れる日は、よく晴れた日が数日続いた後、湿度が上がる夕方になる前に片付けてください。
このとき埃がついているとカビの原因になりますので、作品部分を傷つけないように十分注意しながら、払っておくことが大切です。

 

 
また、使わなかったとしても1年に1回は虫干しを兼ねてかけるように必ずしてください。
いつまでも美しく鑑賞できるように保存とお手入れにご注意下さい。

地下室のデメリット

みなさんの中には、いつか自宅に地下室を作ることを検討している、というご家庭もあるのではないでしょうか。

ホームシアターやカラオケルームなどに向いていると思われる地下室ですが、実はデメリットもあるのです。

 

 

まず結露に関する問題が発生しやすい、ということがあげられます。

なぜかというと、窓がないので、その分どうしても湿気っぽくなってしまう可能性が高いといえるでしょう。

 

 

また、陽がさすことがない分、常に電気をつけておく必要がありますから、電気代も余計にかかってしまいます。

最近では節約をすることに力を入れているご家庭もある中で常に電気を消費することは、家計にとっては優しいとはいえません
そして、ベテラン業砂が少なく、工事トラブルも発生しやすい上に、建築コストがその分高くなるのです。

 

 

このように一見するとメリットが多い地下室ですが、地下だけにデメリットも隠れています。

 

 

メリット、デメリットを比べた上でご家族とよく話し合い、地下室を設置するかどうかを検討することが大切なのです。

検討中の方はぜひ参考になさってください。

地下室のメリット

地下室のメリットをご存知でしょうか。
地下室では、地熱を活かし、土を遮音に利用できるので、防音室としての利用がおすすめです。

 

 
また熱損失が少なく、かつ夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができるので、居室としての利用も最適ですし、貯蔵庫としてもおすすめです。

 

 
屋外環境に影響されにくく、基本的に防音・遮音効果が高いので、音楽ルームとしての活用も良いでしょう。

 

 
例えばピアノやドラム、ギターなどの音楽室や、音響を良くしてシアタールームなどにしても良いでしょう。

 

 
さらに地下室は周囲を土で固められているので、地震や台風、雷などへの安全性も高いです。

 

 
いざという時に備えて備蓄食糧を保管したり、シェルターとしても活用しても良いでしょう。

 

 
地下室のメリットは、こんなにもたくさんあります。
うまく利用すれば、生活も豊かになります。

 

 
地熱を活かし、土を遮音に利用できるので、防音の工事をしなくても、防音室として使うことができます。

 

 
屋外環境に影響されにくく、基本的に防音・遮音効果が高いので余計な工事も不要になり、十分防音室として活用することができます。

耐震等級とは

住宅選びをする際には、利便性や機能性、デザイン性を重視することも大事ですが、安全に生活していくことを考えた選び方をすることも、とても重要なことだと言えます。

 

 

安全な生活を送るために必要なことといえば、防犯性で、空き巣に狙われにくい環境や設備が整っていると安心感があるものです。

 

 

また、耐震性というのも安全な生活につながる重要なポイントだと言えます。

 

 

なお、耐震性を気にする際には、耐震等級というものを確認しておくと良いものです。
耐震等級というのは、住宅の性能表示制度にのってできた建物の構造おに関する基準のことで、等級の数字によって耐震性が変わってくるものです。

 

 

例えば、耐震等級1は建築基準法と同程度の建物のこととなります。

 

 

そして、その上の数字である耐震等級2は等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる建物ということになります。

 

 

さらに数字が増える耐震等級3は等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる建物になっています。

 

 

こういった違いを把握した上で住宅選びをすれば、安心感が得られるようになって良いでしょう。

旧耐震基準と新耐震基準 

旧耐震基準と新耐震基準には、どのような違いがあるのでしょう。
旧耐震基準と新耐震基準耐震基準は、建物が自身の振動に耐えうる能力かを定めるものという点では変わりありません。

 

 
しかしその内容はずいぶん違います。
例えば、新耐震基準では震度5強程度ではほとんど損傷しない建物である、そして震度6強から7程度では倒壊・崩壊しない建物であるのに対して、旧耐震基準にのっとった建物は、阪神淡路大震災で多くが倒壊してしまいました。

 

 
旧耐震基準では、建物が自身の振動に耐えうる能力があると定めておきながら、実際はそうではなかったのです。
そのため、旧耐震基準にのっとった建物は、阪神淡路大震災で多くが倒壊してしまいました。

 

 
このことがきっかけで、新耐震基準が生まれました。
新耐震基準では震度5強程度ではほとんど損傷しない建物であるうえ、震度6強から7程度では倒壊・崩壊しない建物であるとしました。

 

 
建物に対する過度な信用ではなく、本当に建物が地震の震動に耐えうる能力を定めており、信用のできるものになっています。
旧耐震基準と新耐震基準の違いをお分かりいただけたでしょうか。

C値とは

C値とは、家の床面積に対する隙間面積の割合を表す数値です。
通常、床面積1平方メートルあたりの隙間面積(平方センチメートル単位)で表します。

 

 
具体例として、C値0.6であれば、床面積1平方メートルあたり、0.6平方センチの隙間があるということです。
もし総床面積100平方メートルの家であれば、60平方センチの隙間があるわけです。

 

 

 

実際の測定にあたっては、もちろん隙間の面積をメジャーで測って算出したりするのではなく、空気圧を利用します。
大きな換気扇のような装置を回して外部から室内に空気を取り込み、その際の空気流量から算出するのです。

 

 
隙間が少ないほど、同じように換気扇を回しても実際に室内に入る空気の量は少なくなりますね。
この原理を利用しているわけです。

 

 

 

これに対してQ値とは、熱損出係数のことです。
室内と外の温度差が1度あるとき、家全体から逃げる熱量を床面積で割った数値です。

 

 
Q値の算出は非常に複雑ですが、要は住宅の断熱性能を表したものです。

 

 

C値もQ値も、値が小さいほど熱や冷気を外に逃がしにくいということになります。
これらの数値を参考にして、省エネで快適な家にしましょう。