和洋折衷建築のメリットとは

「和洋折衷建築」という言葉を聞いたことはありますか?

なかなか聞きなれない言葉であるかと思います。

和洋折衷建築とは、近代日本において建てられた和風建築と洋風建築の要素を折衷した建物のことです。

このルーツは幕末の横浜にあると言われており、明治維新後に日本各地で建築されました。

文明的とされた洋風建築の要素と伝統的なステータスの象徴であった和風建築の要素の双方を組み合わせているところに特徴があります。

今回は、この和洋折衷建築にするメリットについて紹介いたします。

和洋折衷建築とは、現代の住宅でいうと、和風モダンや洋風の家に和テイストを取り入れたような住宅のことです。

具体的には、洋風の家であるのに畳がある和室があったりと和と洋が一つの家の中で融合しています。

洋風の家に住みたい、と思っている方は多いかと思われますが、全く「和」の要素がないのは寂しいですよね。

「くつろぎ」の概念は人それぞれです。
ソファなどで一休みすることもくつろぎのひとつですが、
和室があるだけでも家でくつろげる度合いが違ってくるかと思います。

また、和室も洋室もあることによってベット派も布団派もどちらも住みよい家になりますよね。

このように、和洋折衷建築にすることによって和と洋が融合しますので、みなさん全員が納得いく家づくりができると言えます。