手すりの3つの役割

手すりは、お年寄りの日常生活だったり、怪我や病後のリハビリ、日常的な立ち座りなど、体を支える手助けとなります。

まず第一に、体が不自由だったり、お年寄りの場合、壁伝いに歩くだけでは、バランスが悪かったり、
足に力が入らなかったり、床が滑りやすい場合などでも、手すりがあれば、歩行の手助けとなります。

二番目の役割としては、階段などに手すりがあれば、これを頼りに、高所からの転落防止にもなりますし、
平坦な場所でも杖を使用している方にとっては、階段に手すりがあるのと無いのとでは、大きな差である事は明らかです。

また、三番目に、お風呂やトイレといった、生活には欠かせないが、なるべくならば他人の手を借りずに済ませたいといった場所にあれば、立ち上がる際の転倒防止や、それだけでも、楽に立ち上がる事が可能になる場合もあると思います。

これらの手すりを使って、自力での行動を促すことによって、筋力の衰えを防止する事もできますし、
人の手を借りずに可能な行動が増えれば、リハビリ的な意味合いからも良いことです。

手すりは、体の不自由な方にとって、大きな役割を果たしていると思われます。