二階リビングってどんなもの?

「二階リビング」とはその名の通り、通常一階に設けることの多いリビングまたはLDKを、二階に設けることです。
敷地面積が狭いといった悪条件が多い都心部の戸建てなどに、最近よく用いられています。

二階リビングのメリットは、何といってもリビングの日当たりが良くなることです。
一番長く過ごす場所であるリビングに一階と比べ光がよく届くので、快適な空間になります。

 
また、「窓越しに通行人と目が合った」ということもなく、プライバシーが保たれたリビングになります。
二階建てに限ることですが、屋根形状を活かした天井の高い設計にしたり、ロフトを設けたりするなど、広々とした空間演出も可能です。

 
設計にもよりますが、一階部分に個室を設けるため、壁や柱が一階に増え、耐震性が高まる場合もあります。

デメリットとしては、階段の上り下りが増えてしまうので、高齢になったとき、日常生活に負担を感じてしまう場合があります。

 
また、一階に子供部屋などを設けると、子供が玄関から自分の部屋へ直行してしまうなど、家族のコミュニケーションの不安もあげられます。