旧耐震基準と新耐震基準 

旧耐震基準と新耐震基準には、どのような違いがあるのでしょう。
旧耐震基準と新耐震基準耐震基準は、建物が自身の振動に耐えうる能力かを定めるものという点では変わりありません。

 

 
しかしその内容はずいぶん違います。
例えば、新耐震基準では震度5強程度ではほとんど損傷しない建物である、そして震度6強から7程度では倒壊・崩壊しない建物であるのに対して、旧耐震基準にのっとった建物は、阪神淡路大震災で多くが倒壊してしまいました。

 

 
旧耐震基準では、建物が自身の振動に耐えうる能力があると定めておきながら、実際はそうではなかったのです。
そのため、旧耐震基準にのっとった建物は、阪神淡路大震災で多くが倒壊してしまいました。

 

 
このことがきっかけで、新耐震基準が生まれました。
新耐震基準では震度5強程度ではほとんど損傷しない建物であるうえ、震度6強から7程度では倒壊・崩壊しない建物であるとしました。

 

 
建物に対する過度な信用ではなく、本当に建物が地震の震動に耐えうる能力を定めており、信用のできるものになっています。
旧耐震基準と新耐震基準の違いをお分かりいただけたでしょうか。

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