いらなかった設備って?

住まいを設ける際に気を付けたいのは、入らない設備が出ないようにすることです。

家を建てる時には魅力的に見えて、取り入れたものの、実際に生活を始めてみたら、思っていたほど使うことがなかったということがあると無駄になってしまいます。

こういった、いらなかった感じるような設備は人によって異なるものですが、例えば食器洗浄乾燥機というのがあります。

自動でお皿などを洗ってくれますから便利ではありますが、意外と時間がかかるものです。

これなら、自分で洗ってしま方が手っ取り早くて気が楽だという人もいるでしょう。

家族が多かったり、一度の料理でかなり色々な物を作るとなると、洗い物の量はとても多くなりますから大変ですが、そうでないのであれば、大した量にはならず、自分で洗うのは特に苦にならないものです。

専業主婦であれば、時間に余裕がある場合もありますから、なおさらそうでしょう。

また、同じ水まわりとして浴室の設備に浴室暖房乾燥機がありますが、これも思っていほど使うことがなく、必要性をあまり感じないということになる場合もありますので注意しておきたいところです。

耐震性のある住宅に

住宅には当然人が住んでいます。

平均的な日本人の家族は親2人と子供2人の4人家族になります。

これらの家族を地震から守るためには、耐震性がしっかりした住宅であることが必要になります。

耐震性は建築基準法によって定められていますが、一番大きな改正があったのは1981年6月の改正です。

この時以降に建てられた住宅は新体新基準を元にした住宅で、耐震性に優れた住宅と言われるようになりました。

その結果が顕著に表れたのが1995年1月の阪神淡路大震災です。

倒壊した建物は4千棟以上でしたが、そのおよそ8割は旧耐震基準の時に建てられた建物だったのです。

ただ、2割は新体新基準でも倒壊していますが、倒壊の程度がたいしたことがなかった家が多いか、あるいはシロアリが発生していたことが原因になっており、耐震基準とはまた別の理由により倒壊したのです。

ですが、耐震性にも新たな問題が生じました。

それは、横揺れには強くなったけども縦揺れには弱いという現状です。

縦揺れを防ぐためには家のバランスが大事になってきます。

家の形も出来るだけ正方形に近い方が、倒壊しにくいなどの研究もされています。

ペットと快適に過ごすには?

ペットを飼うことは子供が成長する際のよい情操教育にもなります。

他者への思いやりや、生き物に対する責任感を育て、そして何より、命の大切さを知る上で大変、有意義なことだと言えるでしょう。

しかし、ペットを飼うなら、それなりに環境を整える必要が出てきます。

例えば、ペットの鳴き声が洩れないような防音設備や、猫や犬などが逃げてしまわないような戸や窓を工夫することも大事です。

ただ飼えばよいのではなく、人間もペットも快適に暮らしていけるようなスペースを作ることがまず、求められるのです。

最近、そういう意味での改築やリフォームが多くなってきているのも事実です。

新しい家族を迎え入れる準備は他のリフォームと比べても、とても楽しいものと言えるでしょう。

猫を迎え入れる場合、猫が高い場所が好きだという特性に合わせた猫用の通路を作ったり、外に出る猫のための猫専用の出入り口を戸に取り付けたり、また、壁などを引っ掻いて傷つけないような特殊のクロスを張ったり、炉フォームの種類は多種多様です。

ペットは人間以上にストレスに弱かったりしますので、環境面を整えてあげることは長生きさせることにも繋がるのです。

お年寄りの事故を減らすために

体が自由に動かなくなってきたお年寄りにとっては、家の中は危険でいっぱいです。

そこでちょっとしたリフォームをすることによって、家庭内での事故というのは大幅に減らすことが出来るので検討をしてみることも大切です。

まず、段差を極力なくすというのが事故を防ぐためには非常に効果的であり、お年寄りは本人が思っている以上に体が動かないためちょっとした段差であっても足を引っ掛けてしまうことがあります。

転倒というのは大きな事故に繋がるひとつの原因となっていますから、段差を極力なくすだけでもお年寄りにとって安心して暮らすことが出来る家になるのです。

手すりをいたるところに用意するというのも重要な事であり、体の支えとなるものがあれば転倒の可能性を軽減することができるのでこれも事故防止の観点から非常に効果的な方法となります。

足場を滑りにくい素材に変えるというのも大切なことで、滑りやすいとこれも転倒につながりやすいものですから不意な転倒を防ぐために、足場をリフォームするというのもお年寄りにとって優しい住宅となるのです。

お子様がいらっしゃるご家庭に

お子様が大きくなって、学用品や文房具などの持ち物が増えてくると、どうしてもお子様専用のスペースが必要になります。

良いアイデアが思いついたら、プロにリフォームを依頼してください。

壁に窓を設ければ新しく光が差し込みますので、昼間であればスタンドなしで勉強ができます。

押し入れを作り変えると、結構広いスペースになりますし、そこも含めた部屋の利用を考えても面白いでしょう。

古い住宅の場合、隣の部屋の押し入れは互い違いになっています。

壁を抜くと、細長い空間ができます。

電気も引き入れて、お子様がご兄弟であれば二人で遊べるおもちゃ部屋に、姉妹なら共用のドレスアップルームにもなりそうです。

階段の下はハリーポッター気分の小部屋にしたり、可動式の屋根を軒下に作ってもらうと、雨の日もお庭で遊べます。

お庭に窓いっぱいの小屋を作ると、温室にもなります。

ご家庭を思うように作るために、リフォームをしましょう。

アイデアを思いついたら大工さんとたくさんお話をしてください。

きっと思い通り、もしかすると思った以上のおうちになるかもしれません。

和室のメリットとは?

最近の新築建売住宅やマンションでは、和室がなく洋室のみの間取りの物件が増えてきています。

なんとなく古くさいイメージがある、畳の手入れが面倒などの理由から、和室がなくても全然かまわないという方も多くなってきています。

しかし、和室には洋室にはない様々なメリットもあるのです。

まず小さい赤ちゃんがいるご家庭では、和室が1部屋あるとそこでお昼寝させたりすることができます。

また床も柔らかいので、洋室に比べると走り回って転んでもけがをすることが少ないです。

押入れ収納だと天袋などもあってスペースがかなり取れるケースが多いので、布団や季節外の洋服以外にも、普段は使わないクリスマスツリーやひな人形などをしまっておくこともできます。

また来客の数が多い場合、リビングやダイニングでは椅子が足りなくなっておもてなしに困ることもありますが、和室の場合は人数が増えてもある程度であれば対応できます。

また来客が宿泊される場合でも、予備の布団を用意しておけばそこで休んでいただくことができます。

必要なくなれば洋室にリフォームしたり、DIYで洋風にアレンジするなども可能です。

リフォームと法律の関係性

リフォームという家の一部改築というようなイメージもありますが、全面改築であってもリフォームという範疇に入ります。

法律との関係性では、新築とは違う扱いになります。

実はこのことは、家の新築は家までの道路幅が狭くてできないなどと困っている方のお役に立つことができるものです。

多くの方が、道路幅が狭いので、建築基準法や消防法の関係で新築許可が下りないので、老朽化してもそのままにしておくしかないと思っているのですが、改築つまりリフォームであれば、家を新しくできるという方法があるのです。

もちろんすべてが新築ということであれば許可がおりませんが、土台を利用し、使える柱や梁を活用し、取り換えるものは取り替え、耐震補強の工事も実施すれば、新築同然の家に生まれ変わらせることも可能なのです。

しかも、屋根や家回りの素材も今とてもよいものが登場しており、屋根のトタンを数年に一度塗り替える必要もなくなり、家回りも新建材ですから手入れの手間や費用が少なくて済むようになっています。

少しお金を足しさえすれば、お風呂やキッチンも見違えるようなものになり、楽しく心豊かな生活の拠点が完成します。

ゴミが出にくい家にするには?

いつもきれいで清潔感のあるスマートな暮らしをしたいと思った時には、ゴミが出にくい家にすることを意識することが大切です。

問題はどうやってゴミが出にくい家にするかですが、何と言っても大切なのは、物を増やさないようにするということです。

物がたくさんなければ、自然とてゴミは出にくくなるものです。

何か買う時には、本当にそれが必要かどうかということを考える時間をつくって、それから動くようにすれば、やたらと物が増えてしまうようなことはないものです。

また、時には本来ゴミとして処分する物を家の中で活用していくことを考えることも大切です。

何でもかんでもすぐに捨てていては、片付きはしますが環境的に良い処理の仕方とは言えませんし、経済的でもありません。

例えば、着なくなった洋服があった場合には、雑巾代わりにすることで、いきなりゴミにならずに済みます。

こういった考え方を基本的な考え方として持っておけば、他の物についても同じような使い方ができるようになるものです。

何か形を変えて、その形で使ってから捨てるようにすれば、無駄にならなくて良いものです。

増築もリフォームなの?

リフォームというのは、今ある空間を違った雰囲気に変えるといったイメージを抱く人もいるでしょうが、増築というのもリフォームの一種ではあります。

リフォームの言葉に明確な定義というのがないため、リフォームと増築には特に違いはないということになるわけです。

ただし、増築と改築というのは、結構わかりやすい違いがあるとも言えます。

増築というのは、文字通り増えることを意味しますが、床面積が増える時に使う言葉です。

よくあるパターンとしては、敷地内に何か建物を建てるというものです。

こうすることで、床面積が増えることになります。

そういった意味では、上の階を設けるという工事も床面積が増えることになります。

一方、改築の場合には床面積が増えることはありませんから、間取りが変わるだけであれば増築ではなく改築ということになります。

長く暮らしていると、生活内容が変化して、使い勝手が悪くなってくることもあるものです。

そういった時に、間取りを変更するリフォームを考える人もいるでしょうが、その場合に行われるのが改築なわけです。

床色を変えるリフォームってある?

床色を変えるだけのリフォームとなると、『塗装』、『フロア材の貼り込み』、『完全なる床材の張り替え』の、大きく分けてこの3つが挙げられるのではないでしょうか。

現代はDIYも盛んですから、塗装やフロア材の貼り込みなら、ご自分で手掛けてしまう方もたくさんいらっしゃいます。

便利な資材やグッズも簡単に、しかも安価で手に入りますから、好きなときに好きな部分だけを自由に変えることができるのは、大変魅力ですね。

しかし、資材の購入や実際の手間、ペンキや接着剤、その他必要な道具を揃えなくてはならないことを考えると、思った以上に経費と時間がかかってしまうこともあります。

また、慣れない一般の方ですと、状況に合わせた手順の判断がつかず、二度手間や三度手間をかけたあげく、気に入らない仕上がりになってしまったという声がちらほら聞こえてくることも事実。

本当に美しい仕上がりを求めるなら、やはりプロの手による床材の張り替えが、一番失敗も少なく安全だと言えるでしょう。

もちろん、変えたい範囲や予算によっては、DIYも有効な手段であることは間違いありません。

ニーズに合わせて手段を選ぶことが大切ですね。

暮らしをもっとおもしろく・・・保川建設