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社寺建築におけるコツ

みなさんは、社寺建築という言葉を聞いたことはありますでしょうか。

社寺建築とは、寺や神社などの建物 及びその建物の建築を指します。

保川建設は、社寺建築も取り扱っております。

今回は、その社寺建築におけるコツについて紹介いたします。

まず、社寺建築の対象となる寺や神社の老朽度はなかなか外見からでは判断できません。

だからといってやみくもに取り壊したり、素人判断で補修を行うことは、
先祖の知恵を取り壊してしまうことと同様のことであり、好ましくありません。

既存の建物の現状を正確に調査し、的確な建設計画を立てていくことは将来にわたって建物を長く保つことにつながります。

ですので、正確に調査をしてくれるような業者をきちんと選定しましょう。

次に、どの部分を変えていきたいのかをはっきりさせることが大切です。

長い年月が経っているため、気になる部分はたくさんあるとは思いますが、予算の面であったり、
老朽度の緊急性を考慮した上で大規模改修なのか一部補修なのかを決めていきましょう。

例えば、日本瓦の屋根がほとんどかと思われますが、瓦葺きの屋根は必ず劣化します。

メンテナンスは定期的に行うことをお勧めいたします。

以上のように、業者の選定と補修する部分に優先順位をつけていくことは社寺建築においてとても重要なことです。

社寺建築においてご相談がある場合はお気軽に保川建設にご相談くださいね。

建築に置ける機能性について

建築における機能性は、何を重視するのかというところで迷われる方もいるのではないでしょうか。

耐久性、デザイン性、予算、エコ、など家とは長い付き合いになるからこそ、悩みます。

今回は、その中でもいくつかの機能性について紹介していきます。

最近はエコな機能を持たせたものが多いです。

断熱性の高い、高気密なものに施工することで、節電などにつながります。

その次に、家が傷まないような防水性を持たせる施工をすることも多いです。

特に木材を使われている住宅には、防水性を高めることは非常に重要となっています。

機能性を求める背景に、誰もが考える住みやすい家にしたいという思いがあります。

これには十人十色の考えがあると思います。

なので、最後に老後に備えた機能について少し紹介します。

誰もが、老後を迎えることが予測されます。

老後に備えた機能というものは、誰もが使いやすいということです。

だから、今その機能を持たせておくことも良いのではないでしょうか?

家を考える際に参考になればと思います。

田舎に家を建てる際のポイント

田舎でのスローライフに憧れる方もいるのではないでしょうか。

その際に、いくつか気をつけなければならないポイントがあります。

一つは、自然災害です。

土砂崩れや洪水。
せっかくの田舎暮らしも台無しです。

知らない土地であるならば、しっかり調べておく必要があります。

次は、家のデザインです。

田舎なのに、いかにも洋風の家を建てると景観もよろしくないですし、
田舎の方々とも仲良くやっていけなくなるなどの弊害も出ますので
周囲に馴染む外装などを、心掛けるようにしましょう。

その際、自然な材料などを使うと、より一層田舎っぽさがでるのではないでしょうか。

最後は、その土地に住む方々と仲良くやっていくことです。

仲良くしろとは言いませんが、地元で受け継がれてきたものであったり
その土地の慣習などがあるかもしれません。

最初は、よそ者なので慎重に入っていくといいのではないでしょうか。

田舎暮らしの参考になればと思います。

囲炉裏の効果とは

みなさんは、囲炉裏のある家を見たことはありますか?

囲炉裏のある家というと、昔話に出てきたイメージであったり、どこか懐かしいイメージだったり、現代の家では見かけることはあまりないですよね。

だからこそ囲炉裏のある家をお勧めしたいと思っています。

今回は、囲炉裏のある家、囲炉裏をとりつけることによるメリットについて紹介いたします。

まずは、囲炉裏があると風情がありますよね。

また囲炉裏を囲んで家族団らんの機会が増えることであったり、家族間のコミュニケーション向上にも役立ちます。

他にも、囲炉裏で作る料理というのは炭の遠赤外線効果で美味しく感じますし、
それによる自然な暖房効果もあり、視覚的にも精神的にも満たされます。

来客があった場合でも囲炉裏を使って魚などを焼いたりすると立派なおもてなしになりますし、料理の手間もかからずに住むというメリットもあります。

やはり囲炉裏をとりつけることによるメリットは多くあります。

しかし、現代の住宅において囲炉裏を設置するにあたっては注意する点もあります。

それは換気対策です。

家の中で火を使うわけですから、換気対策をしっかりしていないとハイが家の中に飛び散ってしまう恐れがあります。

これらの対策をしっかりとした上で、囲炉裏のある生活を楽しんでくださいね。

北欧風のインテリアのコツ

最近、流行っている北欧風インテリアについて紹介していきます。

まず、ベースカラーをナチュラルカラーにしてみたり、
白か黒をベースにしたものや、グリーンやブルーを取り入れていたり
アクセントにビビットカラーを差し込んだりすることです。

色遊びがとても上手なんです。

そして、全体的なイメージとしては明るい印象です。

しかし、派手にしすぎないということは注意しなければなりません。

明るい印象を与えながら、落ち着く空間も生み出しているからこそ
北欧インテリア・デザインというものは、みんなに親しまれるのかもしれません。

人工的なものは極力排除することが大切です。

あくまで、自然感を出すことも必要です。

木を使ったものを取り入れて、木のぬくもりを出すこともいいでしょう。

あとは、丸みのあるものを選ぶともっと北欧風になるでしょう。

北欧スタイルは、一人暮らしの部屋でも楽しめるので
ちょっと模様替えをしてみてはいかがですか。

古民家で言う「歪み」とは

近頃、「家の歪み」、「傾いている家」などの言葉を耳にする機会が多いかと思います。

これらは家の劣化やもともとの建築ミスなどが原因です。

では、古民家で言う「歪み」とは、一体どのような歪みなのでしょうか。

今回はこの部分を紹介いたします。

古民家の歪みや倒れなおしの原因はたいていの場合、土台がないため、沓石の上に乗っているだけなので不等沈下が生じています。

不等沈下とは、地盤が均等に沈下(地盤沈下)せず、建物が傾斜している状態のことです。

地盤が均等に沈下していれば、その上の建物は均一に沈下しますから傾斜は発生しませんが、
地盤の一部だけが沈下すると建物は不揃いに沈下をおこし、その結果として傾斜が発生します。

この状態を不等沈下(不同沈下)とよびます。

その不等沈下を発見したら、可能な限りの範囲でコンクリートで基礎作りをし、土台をまわします。
これは
1、まず基礎を持ち上げ
2、基礎の上に建物を戻し
3、土間コンクリートを打つ
という過程で行われます。

古民家再生は、完成に至るまでに実にいろいろな工程があります。

どの段階もなくてはならないものです。

今回はそのなくてはならない段階の歪み・倒れなおしの過程について紹介させていただきました。

和風建築におけるポイント

今でも近所を歩いていると、昔ながらの和風建築の家はありますよね。

和風建築にはなんとも言えない良さがにじみ出ていると言えます。

和風建築に憧れを抱かれている方はとても多いかと思いますが、
実際に立てるのはどうなのか不安を感じる方も多いと思われます。

しかし、現代の和風住宅に多く見られるのが和洋折衷タイプの家で和の落ち着きと洋風の機能性をバランスよく融合させることで、
現代の暮らしにマッチしたライフスタイルを確立させることが可能です。

その和風建築におけるポイントは以下のように様々です。

・風通しが良い
日本での和風建築は、様々なところに細やかな工夫が施されており、とても暮らしやすい家です。

和風建築は、柱・梁の骨組みと大きな開口部で構成された開放性の高い住まいですので、風通しが良いです。

・リラックス効果
また、木造建築ですので、木の家ならではの落ち着きや、リラックス効果があります。

また、木の柱や梁を見ていると、年数を重ねるごとに年季が増し、同時に高級感も増していきますよね。

・落ち着きのある和室
以前の記事でも述べたように、畳のある和室は日本人にとってとても落ち着くもので、リラックス効果が期待できます。

これらのように、和風建築のメリットはとても多くあります。
みなさんも是非和風建築を考えてみてはいかがでしょうか。

地域に合った家づくりについて

田舎に住むことを考えていらっしゃるみなさんは、どのような家に住みたいか具体的にお考えでしょうか。

せっかく田舎に住むのなら地域に合った古民家で暮らしたいと思われる方はとても多いかと思います。

そう思われるのはとても自然な成り行きです。

古くから受け継がれてきた民家で暮らすことはとても夢のあふれることですよね。

古いだけの民家なら家が古かったり、機能が低かったりとそれほど魅力を感じないと思いますが、
それらの部分を新しく「再生」された古民家はいかがでしょうか?

昔から受け継がれてきた良さと、新しくリフォームをした新しさが融合している家づくりはとてもオススメです。

古くからのよい部分と、新しい機能性を兼ね備えており、健康的で安心できる家になります。

古民家に魅力を感じる部分や理由は人それぞれです。

古民家にある年季の入った柱や、囲炉裏を見て囲むだけで心が和み、落ち着きます。

是非みなさんも古民家を再生したような地域に合った家づくりをして、田舎暮らしを堪能してはいかがでしょうか。

リフォームで成功するコツ

近年、住宅のリフォームが流行しています。

テレビなどの影響も見逃せませんが、新築住宅の需要が伸び悩んでいる一方で、リフォームの受注高は、年々増加傾向にあります。

住宅のリフォームは、住まいの傷んでいる部分を修繕したり、子どもの成長に合わせて間取りを変えたり、
老夫婦用にバリアフリー化をしたり、水廻り全般を変えたり、様々です。

その中でもみなさん思われることは、「リフォームで失敗したくない」「リフォームで成功したい」、だと思います。

今回はこの「リフォームで成功するコツ」について紹介いたします。

・まず何が問題なのかをはっきりさせる。
なんとなく リフォーム・・・では、商談する業者も困ってしまいます。

暮らしにくい、使いにくい ○○が不満なのでこうしたい・・・と普段から積もっている不満、思っていることを、
家族の間で話し合って、具体的にはっきりさせておきしょう。

それを今一度振り返ってみてください。

・近い将来、建て替えや買い替えする可能性があるかどうか
近い将来、建て替え、買い替えをする予定があるなら、最低限必要なところだけ、リフォームすることが賢明です。

建て替えるつもりや住み替えるつもりであるなら、過剰な投資は避けて、建て替えや買い替えのために貯蓄をしていきましょう。

・おおまかな予算を決める
小規模なら10万円単位、大規模なら100万円単位で 『これ以上かかるならやらない』 という値段をはっきりさせておきましょう。

業者に対して見積もりをきちんと伝えて、意思表示をしていくことも大切です。

これらのポイントを押さえてリフォームをしてみてはいかがでしょうか。

日本人が和室で落ち着く理由

日本には和室と洋室の両方がありますが、なぜか和室の方が心がリラックスして、落ち着きますよね。

和室は落ち着く。これは多くの日本人共通の思いでしょう。

実はこの印象には、日本人特有の色彩から来る理由があるのです。

和室で最も良く使われている色であるベージュの色にその理由があります。

色における心理学において、ベージュという色には、筋肉を緊張を解きほぐし、心を癒す効果があります。

ですので、人の肌に近い自然色であるベージュが多く使われている和室には、リラックス効果があるわけです。

また、畳自体にも安らぎ効果があります。

日本家屋は、窓や障子、襖を開け放して風の通りを重要視していて、湿度の調節機能をもつ畳は夏の高温多湿に合った敷きものと言え、木造の家と畳の床は、とても理にかなった組み合わせなのです。

畳に使われている、「い草」の香り成分には、フィトン、ジヒドロアクチニジオリド、α-シペロン、バニリンなど、リラックス効果をもたらす成分が含まれます。

さらに大きな理由が、それぞれの色の反射率です。これは色の明るさというもので表現されているものです。

和室をこの明るさの尺度で眺めてみると、その見事さがわかります。

明るさが40%の畳と、正面には柱などに使われている木目、これが明るさ50%~53%です。

ベージュの化粧壁が明るさ55~60%。そして天井は、明るい感じの木目が使われていて、だいたい明るさが60%強です。

そして、この部屋にやってくる私たち日本人の肌の色、これがちょうど明るさ50%あたりになります。

人間に限らず生き物の多くは保護色に囲まれているとき安心できる生き物です。

この明るさ50%は日本人にとってちょうど保護色に当たり、非常に安心できる空間なのです。

洋室が真似できないのは、こういった明るさです。

ですので日本人は和室で落ち着くことができる、と言えるのです。