田舎暮らしをする際の工事を依頼するときの流れや内容

田舎暮らしを始めるにあたり、郊外にあった中古物件を購入する方々がいらっしゃいます。
現実問題として田舎の街では空き家が問題になっているのです。
空き家はお手入れが行き届いておらず、持ち主が長年不在だったこともあり、不動産物件としては破格の値段です。
地域によっては村おこしの一環で、村内の空き家が文字通りタダ同然で若者に提供されており、都会では絶対に無理な若者や学生がマイホームを持って一人暮らしをする、という事が可能となります。

ただ長年お手入れが実施されていなかった住まいです、リフォーム工事をしなければ快適に暮らしていく事は出来ません。
工事の依頼ですが、基本的に地元の工務店などに依頼します。
住まいの傷んだ部分を補修し、暮らしていく上で設備等が古くなっていれば、そこもメンテナンスを施さないといけません。
お風呂やトイレやキッチンなどは優先度が高い設備です。

工事の前に見積を依頼し、どの程度料金が掛かるか聞いておくのが普通の流れです。
工務店のスタッフが現場を視察してくれたら、どの程度リフォーム工事が必要か分かりますし、素人目では分かり辛い痛みまで指摘してくれるので安心出来ます。

子育て世代の場合はより住まいを便利にするリフォーム工事が必要で、昔の家特有の和室を洋室に改善したり、和式トイレを洋式に変更したり角度が急過ぎる階段をバリアフリー化する等の対策が要ります。

田舎暮らしのメリット、費用はどれくらい安いのか?

田舎暮らしに憧れている人は多い事でしょう。しかし、実際に田舎で暮らしてみて意外に費用が掛かってびっくりする人もいるようです。
田舎で暮らすためにはそのメリットとデメリットは良く把握しておくべきでしょう。
ここでは、田舎暮らしの費用が安いのか分析してみます。

まず、都会に一戸建てを建築するよりも費用は断然安く済みます。
家の建築費用は変わらないのですが、土地代は比較にならないほど安いと言えます。
都会で坪数十万円する土地も、田舎ならば数万円程度が普通です。
もちろん、場所によって土地の値段は違いますが、同じ予算ならば広い土地が購入でき、家庭菜園などの土地も購入しやすいと言えます。

田舎暮らしでのあこがれの一つに古民家に住むということが挙げられます。
空き家になった家は比較的安く購入ができます。しかし、リフォームするのにお金が掛かることが予想されます。
移住した人で予想より費用が掛かったと言われる人の大半はリフォームが原因です。
この対策には、自治体の補助を活用する手段があります。
人口が減少している市町村では、新たに移り住んでくれる人たちの為に、補助金の申請制度がある場合があります。
特に空き家の改造には、申請が通り安いです。
この制度を積極的に活用すれば、リフォームも安く済みます。

田舎では車は必需品になる場合が多く、これも計算に入れる必要がありますが、自分の敷地内に駐車場が確保できる場合が多いです。

リフォームと確定申告の関係って?知っておきたい注意点

リフォームと確定申告は密接な関係にあることをご存知ですか。
確定申告では、前年に工事をした時にかかった費用を申告することになります。

そこで注意点としてあげられるのが、確定申告の調書を作成して税務署に提出する必要があることです。
作成すれば、税金が戻ってくる可能性もありますので、しっかりと作成して提出しましょう。

前年分の確定申告の調書の提出期限は、翌年の3月15日までになりますから期限内に提出するようにしましょう。
確定申告で話題になるのは税金の控除の問題です。
新築で家を購入した人には税金の控除の恩典があるようにリフォームでも同じような制度があります。
バリアフリーの工事を実施したり耐震対応に補強工事を行った場合などに税金の控除が認められるのです。

リフォームの方式によって控除額が違ってきます。
住宅ローンの残高に対して数年間の税額控除が認められるように、リフォーム資金で借りた場合に借入額の残高に対応して税額控除が認められることになるのです。
この制度を適用できるのは、あくまで期限内に手続きがなされていることが条件になりますから注意点として覚えておくことです。

リフォームで利用できる減税制度には次のようなものがあります。
住宅借入金等特別控除や特定増改築をした場合の住宅借入金等特別控除があります。
そのほかにも耐震工事をした場合の特別控除や既存住宅を特定改修した場合の特別控除もあるのです。

リフォームの壁紙を選ぶときに検討したい観点は?

お部屋の雰囲気を左右する壁紙は、リフォームをする際にもこだわって選びたい部分の一つです。しかし、安易にデザインが気に入ったというだけで選んでしまうと後悔してしまうこともあるので注意が必要です。

壁紙を選ぶ際には、色やデザインの他にも、素材に気を付けて選ぶようにするのが賢いリフォームのためにも必要なことです。
同じ建物の中でも日当たりや部屋の使用目的などによって壁紙の劣化の度合いは変わってくるものです。
日差しが強くなるような部屋や、キッチンなどの熱や湿気がこもりやすい場所、物をぶつけたりする可能性の高い場所には耐久性の高い素材のものを使うようにするといいでしょう。

家族構成もリフォームの際に壁紙を選ぶ上で重要なポイントになってきます。
小さいお子さんがいる家庭などでは、子供の落書きやいたずらで汚れてしまうということも考えられます。
最近では落書きをされてもふき取るだけで簡単に掃除ができるような素材のものもあるので、子供部屋や汚したくない部屋などにはそうしたものを選ぶのもいいでしょう。

単に見た目だけの問題ではなく、環境に合わせた機能や耐久性などを考えて壁紙を選ぶことで、長持ちさせることができたり掃除やお手入れが簡単になるので、リフォームをする際にはそうした点も考慮に入れることでより住みやすい環境を実現することができます。

リフォームでできる、シックハウス症候群の対策

シックハウス症候群は室内の空気汚染の問題であり、これまでは石油ストーブや石油ファンヒーターなどの開放型暖房器具から発せられる窒素酸化物や、室内に潜むダニやカビなどのアレルギーの原因となるアレルゲンによって引き起こされるものでした。
症状としては、頭やのどの痛みや目がツーンとする場合やひどいときには充分な呼吸ができないなどが見られます。

近年ではこれらの原因に加えて、室内に設けられた建築資材が原因となることがわかってきました。
建材や内装材に含まれるホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物が室内に拡散して、入居者に影響を与えるのです。
住宅の気密化がそれをより一層深刻なものにしています。

建築基準法の改正によって建物のうち居室と呼ばれる居住スペースへの、揮発性有機化合物を発する建材の使用が制限され、室内を24時間換気することが義務付けられました。

これは新築だけでなくリフォームなどの改築時にも適用されるので、設計と施工にあたっては準拠する必要があります。
建築資材には揮発性有機化合物発散量がどれだけ抑えられているかを示す星印が付いていて、設計施工時の採用の目安になります。

一級建築設計事務所の保川建設株式会社では、万全なシックハウス対策を施した住宅の新築とリフォームを設計施工します。ただ住むための家づくりではなく、すべての人が落ち着いて安らぐことができるような住宅を建てています。

リフォームで気になる価格、風呂の相場はどのくらい?

お風呂のリフォームを考えている方は、価格が気になるのではないでしょうか。

お風呂のタイプは、在来工法で作られたお風呂とユニットバスの2つとなりますが、バスタイプによって相場は異なります。
在来工法は古くから用いられている建築方法で、昔ながらのお風呂となります。

ユニットバスは床や浴槽、天井のつなぎ目部分が一体となっている浴室と考えて間違いありません。
マンションの場合はほとんどはユニットバスとなります。

相場としては在来工法からユニットバスに入れ替える場合は50万円から300万円、ユニットバス入替は50万円から150万円程度と考えておくとよいです。

在来工法の場合は古いタイプのお風呂のため、水漏れを防ぐことが難しいと考えて間違いありません。
床や壁、土台や周辺の柱が傷んでいる場合があります。
家自体の補修工事を行わなければならない場合もあり、費用が加算される場合があると認識しておくとよいかもしれません。
痛みがひどい場合には、中規模程度の自宅リフォームが必要となる場合もあります。

場合によっては、ユニットバスに入れ替えるのではなく、在来工法でのリフォームを検討したほうが割安になるかもしれません。
ユニットバス入替に関しては、同じサイズのユニットバスに交換することをお勧めします。
大きなサイズになると入れる場所を広げる工事が必要になりますが、サイズが同じだと工事が必要ないため、費用を抑えることができます。