増加する若者の地方移住。若者にとっての田舎とはPart1

前回は「なぜ地方へ移住する人が増えているのか」についてご説明しました。
「田舎」が注目される理由には、人々の暮らしが豊かになりすぎた反動だということが見えてきましたね。
こういった事情を背景に進学や就職を機に都会に出た人などが田舎に戻ってくるケースも多いです。

現在では、20代など若年層で田舎暮らしに憧れる人も増えています。
都会で生まれ都会で育った若者にとって田舎暮らしの魅力とは何なのでしょうか?
今回は田舎へ移住する若者にスポットを当ててみたいと思います。

・都会人だからこそ田舎に魅了される
都会で生まれ育った人にとっては、田舎での生活というのは非常に貴重なものです。
決して田舎暮らしは華やかなものではないのですが、都会での生活しか知らない人にとっては良くも悪くも田舎での生活は新鮮に感じられるのかもしれません。

特に、近年では労働での問題や人付き合いに疲れている若者も増えているため、自然や人の暖かさに触れられる田舎へ癒やしを求めてやってくる方も増えています。
リモートワークなど働き方も多様化しているので身一つでやって来る方も多いです。

また、それとは反対に田舎では若者が都会へと出ていくことが多く、出生率も低いため慢性的に若年層が少ない状況が続いています。
そのため、若者の移住者を歓迎する地方も多く、必要とされる充足感などから地方への移住を決めたという方も。

 

田舎と都会、どちらの暮らし方にも魅力はありますが、都会で育った若者にとっての田舎の魅力は物質的な豊かさや忙しさの中では感じられないものが多いですね。
都会中心の暮らしの中で薄れつつある昔ながらの経験やコミュニケーションが今後も注目されていくのではないでしょうか。

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