増加する若者の地方移住。若者にとっての田舎とは Part2

前回は増加する若者の地方移住についてご説明しました。
田舎と都会の違いに注目すると、都会の物質的豊かさでは経験のできない、田舎の持つ精神的な豊かさを求めて移住する方が多いことがわかりましたね。

今回も引き続き、田舎に興味を持つ若者が増えている理由についてご説明します。

・田舎は子育てに適した環境?
田舎といえば自然豊かな環境が真っ先に連想されるのではないでしょうか。
特に都会での生活をよく知る若者は、待機児童問題やいじめ、汚れた空気や騒音など都会ならではの子育てにおける問題点などにも目を向ける方が多いです。
そのため、子育てに適した環境として田舎に注目する若い夫婦や女性が増加している最大の理由と言われています。

・政府の地方創生政策の一環として、補助金や特典のある自治体が多い
地方創生の最大の課題となるのは、やはりどのように人を田舎へ集めるかということが挙げられます。
特に若年人口の少ない地方を活性化するためには、なんとしても注目を集め地方を訪れる若者を増やすことが前提と考えることが多いです。

そのため移住者にとって魅力的な特典や補助金を出す自治体も多く、中には田舎での新規事業を始める人に向けた補助制度や田舎での就職支援を設けている自治体もあるため、脱サラや身一つで田舎へ移住する方にも多く利用されています。