田舎暮らしのデメリット

都会の喧騒に疲れて、穏やかな田舎暮らしをしたいと感じる人は少なくありません。確かに田舎暮らしは時間がゆったりと過ぎて、緑も多いので気持ちが癒されるというメリットがあります。しかしメリットだけでなく、田舎暮らしにもデメリットがあるので、それをあらかじめ把握しておくことが大事です。

田舎暮らしのデメリットの1つが、少子高齢化のため若者への負担が大きいということです。町内会活動などでも、高齢者が多いので、役員や草刈りなど面倒な仕事は若者に任されることが多いです。また経済的にも年金生活の人が多いので働く人の割合が少ないので、自治体によって定められている健康保険などを負担する割合が都会と比べて多いことも考えられます。

そして山や川など自然が手つかずのまま残っていることが多い一方で、自治体の整備が追い付いていないので、自然災害が付きまとうこともあります。土砂崩れなどを起こして道がふさがれてしまったり、護岸工事が行われていないため、川が氾濫して被害をこうむることがあります。

その他には、田舎は病院が少なく医師も少ないという傾向が強まります。そのため医療環境が不十分で、大手術などを行うときには、隣の県まで遠征しなければならないこともあります。