田舎暮らしとスローライフ

会社をリタイヤしたら、都会を離れて田舎でスローライフを送りたいとお思いの方もいらっしゃるでしょう。
畑を耕して野菜などの食料を作り自給自足で悠々自適な生活を夢見ていらっしゃる方も多いと思いますが、スローライフとは意外に重労働だったりします。

 
畑を作ってもすぐに実るわけではありませんし、きちんとした知識がなければ自給自足は夢のまた夢です。
多少離れた場所まで車を飛ばして食料調達へいかなければなりません。

 
住環境も都会と違って、古民家を再生し耐震加工を施して安全を確保するのにはお金も時間もかかります。
そして一番大切で難しいのは近所づきあいです。
都会のドライな人間関係と違って、田舎の人間関係は深いものがあります。

 
表面的に愛想笑いで挨拶をしてくれても、よそ者として扱われるのを覚悟しなければなりません。
そこを押してでも田舎でスローライフを送る魅力は多くあります。

 
地域の行事に積極的に参加し、地域の活性化のために働くのは生きがいとなりますし、近所づきあいを兼ねて、農作業のノウハウを教えてもらううちに仲良くなれます。
なにより時間の制限なくゆとりをもって生きられますし、人間の温かさを再確認出来る事でしょう。