瑕疵担保保険って?

住宅を購入する時に瑕疵担保保険という保険を知る人が多いですが、そもそも瑕疵担保保険とはどのような物でしょうか。

まず、言葉の意味から考えて行くと、「瑕疵」とはキズのことを意味します。
しかもタダのキズでは無く見えない傷です。

もう少し具体的に説明すると、住宅を購入する時には外壁や内装を見ることは出来ても、天井裏の柱が一本足らなかったとしてもそれを確認する人はいないでしょう。

また、床下の柱が少し腐食しているとしてもそれについて見る人はいないでしょう。
そういった目に見えないキズのことを瑕疵といいます。

瑕疵がある場合には、瑕疵担保保険が適用されることになります。
これは家の売主が瑕疵担保責任に加入しなければならないことを法律で義務づけられているからです。

瑕疵の責任は売主がとることになります。
この保険の適用期間は10年間になります。

そもそも、この保険が適用されるようになる前は、住宅を購入した人が住み始めてから瑕疵を見つけた場合、泣き寝入りをするしかありませんでした。

ですが、これでは買主に負担が大きすぎると言うことで、瑕疵担保保険の適用が法律で決まったのです。