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施主様インタビュー 佐倉市 - I様

■2022/02/09 施主様インタビュー 佐倉市 - I様
200年を経てこの変わり様と言ったら、もう奇跡としか言いようがありませんね。
(このインタビューは2015年(平成27年)10月9日にインタビューしたものです。)
                       

もう、20年くらいでしょうか、この家これからどうしようって、ず~っと考えてたんです。建て替えたほうが安上がりでしょうが、築200年のこの家はず~っと残したいなっていう思いがあったものですから。7年ほど前に父が亡くなってから、母がここで一人で暮らしていました。それで、私の定年退職を機に、じゃいっしょに住もうかってことになって帰ってくることにしたんですが、このままの家にはどうしても住む気になれなくて、で、立て直すことにしたんです。実はおじいちゃんが長生きで、93歳で亡くなったんですが、そのおじいちゃんが口癖のように、何をやるにも俺が死んでからにしろよっていってたものですから、家は古いまま。

どうしようもないところだけ少しずつ手を入れてきました。母が云うには、家は古いままで仕方ないけど、でも後の人はどうするんだろうなって考えていたそうです。

実はその頃私は民家協会の会員になってまして、いろいろな集まりやイベントに参加してました。古民家や古民家再生にはもともと興味があって、この家に住むことになって再生しようと決心したんです。その頃はまだ保川さんのことは知らなくて、初めて保川さんを知ったのはTVチャンピオンっていうテレビ番組を見た時でした。(㊟「TVチャンピオン」は1992年4月16日から2006年9月21日までテレビ東京系列で放送されていた競技型バラエティ番組で、当社は2005年6月放映の「大工王選手権2」に出演。アメリカの幌馬車をイメージした作品「虹と星と太陽」と名付けたメルヘンチックな家を、当社社員と大工2名で制作。

子どもたちに夢とロマンをあたえる創造性と、技術力や作品の完成度の高さなどが多くの専門家から高い評価をいただき、見事第2位を獲得しました。)その時は、あ~、こういう会社もあるんだなって思ったくらいでしたが。その後、民家再生を題材にしたいろんな雑誌を見たり、読んだりして保川さんを深く知るようになったんですが、知れば知るほど、もうここしかないなって思うようになりました。

実際に民家再生しようってことになって、いろんな工務店さんとかを訪ねたりしたんですが、どうも違う、保川さんとはどこか違うって感じがますます強くなっていったのを覚えています。保川さんの現場には行ったことはないんですが、千葉大で民家再生のシンポジウムがあった時に出かけて行って、その時ですね。あ~、やっぱりこの会社だなって、その時決めました。

会社の名前とかは知ってたんですが、それ以外は保川さんのこと全く知らなくて。工事は今年(2015年)の1月から始まりましたが、最初にメールしたのはその2年前だったでしょうか、それが初めてのコンタクトだったんです。その時そのメールが保川さんのところで迷惑メールに入っちゃってたらしくて、なかなか返事がこない。一体どうしちゃったのかなって思っていました(笑)。もっと近いところにも工事会社はありましたけれど、誰にも相談なしでいきなりメールをしてね。まずは調査に来てもらいました。

保川さんの会社からは距離がちょっと遠くて、来てもらえるのかなぁって不安もありました。その時の印象ですが、保川さんって古民家をちゃんと生かして行こうって気持ちがすごく強いんだってわかったんです。使えるものは使っていこうっていうか、そんな考え方がね。それがすごく良かったですし、実際に今、すごく快適で。近所で新しい家が建つっていうんで母といっしょに何軒か見に行ったこともありましたが、新建材の臭いにやられて中に入れず、古民家との違いをすごく感じました。

再生していちばん感激したことは、家が曲がっていたのが直ったことですね。

築200年と古い家でしたし、関東大震災でガタガタになって、その後戦争でしょ。もうかなり傷んでいたんです。茅葺きの屋根がどうしようもなく傷んでいたので、戦争が終わってまず屋根を直そうってことになり、近所の大工さんに頼んで瓦屋根にしたんです。本当はその時家の曲がりも直せば良かったんでしょうが。私たちもそうですが、その大工さんもあんまり頓着する人ではなかったもので家本体はそのままでした。家が曲がっているのにその上にまた重たいものを乗せたものですから、余計にひどくなったのかもしれません。障子や戸を閉めてもちゃんと閉じないんです。ですから、このひどい曲がりが直ったというのが本当に驚きで、今でも信じられないって感じです。

まだ住み始めてひと月くらいなので冬の寒さはこれからですが、なんとなく暖かな予感はしますね。家が曲がっちゃっていましたから、再生前の家はとにかく寒かったです。下から風がピューって入ってくるし。私たちは慣れていて、こんなものなんて思っていましたが、よそからきた人はその寒さにびっくりしていましたからね。とにかく今年の冬は楽しみですね。

楽しみって言えば、近くに妹がいて、一晩おきぐらいに訪ねてくるんです。で、本をせっせと中2階に運んで、ハンモックを吊るしたりして隠れ家みたいにして一日中部屋にこもったりして。まるで別荘に来てる見たいって喜んでいます。

再生工事をしてこんなに良くなるなんて全く予想していませんでした。いい意味で想定外でしたね。曲がりを直すんで家を持ち上げている頃は、これから一体どうなるんだろうなんてちょっぴり不安もありましたし。

工事中は細かいところとか何度か話し合いましたが、古い家だとどこがどうなっているかわからないことが多くて。例えば水まわりですが、保川さんによれば古い家ってわからないことが多いらしいですね。うちもご他聞にもれずで排水がどうなっているのかわからなくて、途中で詰まっているところが見つかったりして急遽新しくしてもらったりしてね。そういう予定外の出来事はいくつかありました。でも、そんなことにも動じることなく丁寧に対処していただきました。

玄関も狭くしようっていうプランもありましたが、こうして広く取っていただいて良かったです。本当は以前の土間は一部仕切って壁の向こうに洗面所とお風呂をつくりました。その分土間は狭くなりましたが、この畳部分も今は土間の一部って感覚で使っています。この部分(土間)が広くないとうちじゃないみたいなので。

備え付けの棚もつくってもらって重宝しています。靴はもちろんハサミとか畑いじりの道具もきれいにきちんと収納整理できますから。前は広いものですからもう物置状態だったんですけどね、今はこの通りスッキリ。

私がいちばん気に入っているのは、外の玄関脇のコーナーです。家の中と外のちょうど接点みたいなもので、いわば支度部屋っていうところでしょうか。家の中と外をスイッチするところで着替えたり、靴を履き替えたり、泥や砂を落としたりと大活躍で、とにかく便利に使っています。

それと壁ですが、この壁をやってくれた職人さん、いい仕事をされますね。とにかく綺麗で、ちょっと美しさが違います。これもすごくいいところですね。仕上げから何からとにかく仕事がきれい。壁の白さもきれいですが、壁自体がきれいっていいですね。建具はほとんど以前からのものを使っていますが、これがまたいいんでしょうね。前はガタガタしてましたが、上下で調整してもらって生き帰りました。こんなの今ではなかなか入手できませんしね。
この家、これからまた長い時間、大切に守っていきたいですね。
                       

*家の玄関前には見事な梨の木があります。聞けばこの家ができた時からあった木だと言います。ということは樹齢実に200年。今ではこの家のシンボルであるとともに、市の保存樹にもなっています。

その他、家の周りにはスダジイ、シラカシ、ケヤキも樹齢200年、やはり市の保存樹に指定されたものがあり、鬱蒼と茂って森を作っていました。


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