保川建設株式会社

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Topicsお知らせ

2017.08.23

社長インタビュー ㈱山﨑組 山﨑忠一社長

インタビュー

会社はいつ頃から始められたんですか?

法人化したのは約30年前ですけど、私の親も、そのまた親も代々この仕事やってましたので100年とかそれ以上の歴史があります。そして平成6年、現在のこの場所に事務所を建てて引っ越してきました。今から18年前ですね。

 

じゃ、仕事を継ぐのは当然と・・・

代々この家業だったので、何の違和感もなく親から仕事を引き継ぎました。オヤジの 代まではトビをやってたんですが、トビといっても高いところの仕事ばかりではなく、基礎工事などまでを主にやってました。今は建築一般などいろいろやってますが、やっぱり主体は土木ですね。

 

保川建設とはいつ頃からのお付き合いですか?

保川建設さんとは私が20歳ぐらいの頃からの付き合いで、現会長の親の代からの付き合いです。もう40年になりますね。

 

曵き屋工事も手がけられているとか・・・

はい。そう、もうずいぶん前になりますが(注:平成17年)、保川さんの東金の現場、あそこもウチがやらせていただきました。今、茂原市で曵き屋工事をやってる会社は2社ぐらいじゃないですか。特に難しいってわけじゃないけど、経験とカンがものをいう仕事ですね。それとお客様から大事な家を預かって、それを持ち上げ、動かすわけですから失敗は許されません。気を遣いますね。チームのアウンの呼吸が何より重要です。でも、なかなか楽しい仕事ですよ。

 

今、社員は何人ですか?

社員は18人、それとウチ専属の職人が7~8人います。職人っていうのは社員になるのをいやがるんですね。社員になれば月給制でお金の保証はされるんですが、その分拘束されるわけです。雨の日でも出社しなければならない、ってね。職人は雨降ったら仕事はしないとか、自由でいたいんでしょうね。ま、会社としても、例えば雨が降ると社内でできる仕事なんて限られちゃいますから、うまくバランスがとれてるんですね。

 

とは言え、まとめるのは大変なのでは?

そうですね、これだけの人間をまとめていくのはなかなか難しいものがあります。いろんな人間がいますから。まとめていく秘訣は、私は社員、職人、一人ひとりを信用することじゃないかと思っています。そして、信用しても任せっきりにしないこと、このへんがコツではないでしょうか。
以前は私が先頭切って現場に立っていました。でも最近、そうここ15~6年はもう現場には出ていませんね。ただ、現場に出てなくても話をすれば、今その現場がどんな状況なのかは分かりますね。責任者の顔色を見ればだいたいはね。工事が予定より順調に進んでいれば、得意気に話してくれますし、そうでないと下を向いて話をしますから。
ま、いずれにしろ人が大勢いた方が楽しいですよ。ひとりでできる仕事って限りがあるでしょ。どんなに能力のある人でも、人の3倍も、4倍も働いたって、できることはたかが知れてるし、そんなに長続きするわけもないですから。

 

仕事にやり甲斐はありますか?

やり甲斐って意味では、個人的には現場に出てるほうが強く感じますね。だって現場って毎日進んで行くのが見えるでしょ。張り合いはありますよね。今は社内でのデスクワークや入札や見積りの打合せなんかが多いんですよ。会社としては、これは重要なことなんですけど、仕事ってことでは現場の方が面白いね。

 

社長のモットーとされていることは?

いつも社員に言うんですが、やれる時に目の前の仕事を一生懸命にやりなさいって。私のモットーでしょうかね、これが。とにかく、あたえられた仕事は一生懸命にやる。お金のことは二の次にしても真剣にいい仕事をする。それが結果として信用につながるんです。たとえば、保川さんの仕事で言えばウチは下請けでやらしていただいています。でも、元請けだろうが、下請けだろうがお客さんは変わらないんです。だからどんな条件でも、どんな時でもやれる仕事は一生懸命にやる。それしかないです。いつ誰が自分のお客さんになるかわかりませんから、常にきちんとした仕事をしておかなくちゃね。例えばこんなこともあります。保川さんの仕事で個人の住宅とかやるでしょ、で、県庁に行くとその施主さんが職員だったりして、声をかけてくれる。そんなことが何回もありましたよ。お客さんは仕事ぶりをちゃんと見てるんですね。だから、きちっと仕事をしていれば信用して初めてでも声をかけてくれたり、次の仕事へつながっていくんです。

 

新しい分野にチャレンジされているとか・・・

新しい事業として建築現場や一般家庭から出る廃材とか樹木のリサイクル事業を展開しています。そうした材木をチップにしたり、堆肥にしたり、建材にしたりと。環境にうるさい時代ですから、今後はある程度注目されるんじゃないでしょうか。景気にあまり左右されないんですが、「待ち」が主体の仕事だから営業的には難しい面もありますね。でも、最近は一般家庭のお客さんが増えてきました。だんだん浸透してきてるんでしょうね。
震災以降、役所も家庭から持ち込まれた樹木を燃やすことには神経を使ってましてね。樹木そのものには放射能はほとんど無いんだけど、それを燃やすと灰になって濃縮されて残るわけです。その処理が困るんです。だから焼却場なんかは枝葉を燃やしたくない、でも断るわけにはいかないので私どものようなところを紹介するんです。
家屋の解体で出る廃材は、今はほとんど電力になってるんです。市原市にグリーン電力という会社があって、廃材を燃やして発電しています。三井造船が作った会社ですが、ここではチップを燃やして電力を得ているんです。
私どもでは、生のチップは堆肥にして家庭菜園をやってる方とか、有機農業をやってる農家とかにお分けしています。廃材でも柱とか、梁とかに使われていた材木は良材なんで建材(パーティクルボードっていいますが)になります。ちなみに私どもの事務所もこれでつくりました。木は腐らせさえしなければ100年でも、200年でももちますね。築100年以上の家から出た柱でも、チップにすると新しい木と同じ匂いがするんですよ。杉でも、檜でもね、すごいことです。

 

保川建設はどんな会社?

保川建設は仕事に対してまじめに取り組む会社ですね。建設会社ってたくさんありますが、まじめに仕事に取り組んでいる会社が、最後は生き残るんですよね。保川さんは特にそれが強く出ている会社ですよね、うちもそれを見習わせてもらってます。ウチは下請けということで圏央道の仕事では大手のゼネコンとも直の付き合いがありますが、そういう会社との付き合いは、はっきりビジネスライクに割り切っていて、サービス仕事はいっさいしません。それに比べて保川さんとは人対人のお付き合いでやってますから、会社のことも、お客さんのことも、よくわかるんです。

 

ところで、趣味は何かされてますか?

趣味はあんまりないですね。あえて言えばゴルフかな。それも最近は回数がずいぶん減りました。オフで、時間が空いてるときはもっぱら草むしりかな(笑)。
景気の先行きは全くわかりませんが、私は将来に対して楽観的ですから。何とかなるだろうってね。あんまり先のことばかり考えていると、眠れなくなっちゃう。

 

営業の秘訣は?

会社と会社の付き合い、つまり仕事ってのは結局は人と人の付き合いですよ。担当者が変わっちゃうとそことはもう取引しなくなっちゃうことだってありますから。だから私は、仕事で話をする時、たとえ一般家庭の施主さんだろうが、会社関係、役所関係の人だろうが、あるがままの自分をみてもらいたいと思っています。気を遣って話することはあまりありませんね。


木の香りのする会社の社長室でインタビューさせていただきました。建築・土木会社の社長さんにふさわしく恰幅のいい方でした。でも、優しい笑顔はきっと社員みんなに慕われているのではないでしょうか。
(聞き手:アットホームパソコンサロン/この記事は平成24年8月にインタビューしたものです)